幼稚園教諭1年目で苦労したこと
ピアノの練習
ピアノができないということ。小学生の頃にピアノは習っていたものの、幼稚園となるとまず子供達に知らない歌を弾き歌いして覚えてもらうところから始めていました。
そのため、弾くだけではいけないし、大きな声で歌いながらというのが案外難しくて苦労しました。
上下関係
上下関係がとても厳しいということ。社会人になってからのカルチャーショックもあるのかもしれませんが、女性のみの職場ということもあり、上下関係はとても厳しかったです。
先生同士の人間関係によって保育に支障をきたすことまであってなんのための保育なのだろうと疑問に思いました。
未熟でも先生ということ
新米だろうと先生という扱いをされること。当たり前なのですが、遠足に行ったときに下見にいっていたものの何階のエレベーターで降りる。などというときに、そこにわたし一人しか乗っていなかったため、みんなに質問されて驚きました。
新米だろうが、実習生とは違うので、お母さんたちにとっては先生なのだなと感じました。
子供への声かけ
子供にうまく声かけをできないということ。上手な声かけだったり、その子にあった声かけをするのにはやはりある程度の経験が必要です。
最初の一年間は全くうまく声かけすることができなかったため、叱っていても叱りすぎてしまったり、と子供に伝わらなかったりしたことがありました。
行事やイベント
一年の流れが読めないのでそれが疲れにつながるということ。何年かやっていればこの時にこれをするとある程度見通しをもつことができるので、心の余裕につながっていましたが、最初はひとつひとつの行事をこなすだけで精一杯だったので、見通しがもてず、いつになったら身体が慣れていくのだろうと漠然とした不安がありました。
また、自分のペースでこなすことができなかったので、常に先輩の保育をよく見るようにしたりと休みがなく常に気を張っていたことがありました。体力面でもうまく体力をつかうことができなかったので、疲れすぎたまま運動会をむかえてしまったり。ということがありました。