幼稚園の先生という仕事でやりがいを感じたこと
子供の成長を間近で感じられる
子供の成長を近くで見守ることができるということ。幼稚園に入ったばかりの子供達はまだおもらしをする子がいたり、言葉であらわすことができずに手が出る子がいます。まさに動物園状態です。
それでも、ゆっくりゆっくり声かけをしてとにかく信頼関係を築くことで、できなかったことができるようになったり、我慢できなかった子が我慢して人の気持ちを考えられるようになったりという成長がみられます。
特にクラスに何人か手のかかった子供達というものがいますが、寝てもその子の夢をみたりするくらい保育漬けになってしまうこともありましたが、そのような子が無事に卒園することができると嬉しくてやりがいのある仕事だなと再確認します。
毎日が新鮮
いつも状況が違うということ。機械相手にしている仕事ではないので、いつも同じということはありえないということ。昨日まで出来ていたことが今日になって出来なくなることもありますし、状況がよめないからこそ楽しかったです。
子供達の言葉もとても可愛くて、聞いていると本当に癒されることが多かったです。今日は誰がどんな発言をしてくれるのか・・と思うとそれがやりがいにつながっていきました。
保護者が喜ぶ姿を目にした時
保護者からの信頼がでてきたこと。最初の何年かはやはり新米の先生ということで「子育てもしたことないくせに」という態度をとられてしまったり、無茶な注文をされることもありました。
ですが、何年かたつと子育てはしたことはないものの、いままでの子どもたちと比べてのアドバイスができるようになってきたので信ぴょう性が増して保護者からアドバイスを求められることも多くなりました。
また、運動会やお遊戯会では普段子供達の幼稚園での姿を見ないお母さんたちにとっては子供の成長を感じられる場所となっていますが、そういった行事が終わったあとに長文の手紙をくれるお母さんも何人もいました。
苦労したけどこんなに成長していて嬉しい。とか先生のクラスでよかった。と言ってもらえると、本当にうれしくて、これからもっともっとがんばろうというように思えました。