働いていたからこそ知っている幼稚園での裏事情
クラス分けで子供の取り合い
たいていの幼稚園ではクラス分けをする際に、障害があったり一斉活動ができない幼児は各クラスに偏りすぎないようにしていました。
園長が決めてしまうというところもあるようなんですが、まわりの話を聞くと、先生たちで話し合って決めていることが多いということでした。
また、その際にバスコースなどが偏らないようになども考えていましたが、月齢はとても大きなポイントでした。
4月生まれと3月生まれだと一歳違うので、その分できることも全く違いましたし、3月生まれが何人もいるとクラスの一斉活動がスムーズにいかなくなるということも事実でした。
年長さんくらいになると、そこまで月齢の差はでてこなくなりますが、年少さんともなると、身の回りのことが自分でどのくらいできるのか、トイレにひとりで行くことができるのか、などでとても差がでていたので、4月生まれの取り合いになることもありました。
モンスターペアレントはベテランが対応
また、保護者のモンスターペアレントは毎年本当に増えていますが、あまりにも非常識な人の場合、新米の先生がもつことは不可能だったため、ベテランの先生がもつようになっていました。
年長さんを担任した先生たちは卒園近くになると小学校へ出向いて幼少連絡会というものを行います。来年はこのような子が入学するから。ということを伝えるためです。
ですが、幼稚園と比べてもモンスターペアレンツが多い小学校では、子供の個性の話しだったりよりも保護者がどんな人がいるのかなどという質問のほうが圧倒的に多かったため、学校の先生もかなり苦労されているのだろうなと思いました。
保護者のことについてはとても熱心にメモをとられていたことを覚えています。
保育士さんは消防士と付き合う?
また、野球選手とアナウンサーのカップル、夫婦が多いのとおなじように、幼稚園の先生は消防士さんとの夫婦がとても多いです。
それは、どちらも女性だけの職場、男性だけの職場であるということ。また、幼稚園では消防署見学にいくところが多いのでそういったことがきっかけで出会いをなることがとても多いようです。
実際に私の友達も消防署見学に行った際に番号交換を頼まれたようで、そこからきっかけで付き合い始めて結婚までしてしまいました。