私が幼稚園の先生になりたいと思ったキッカケ(志望動機)
私が幼稚園の先生になろうと思った時期は、小学生の時でした。
小さい頃から3つ年下の弟のお世話をすることが大好きで、母からはよく「小さなお母さん」だったということで話を聞いていました。
自分のことができていなくても、まずは弟の世話をしてあげなければいけないと一生懸命だったということでした。お風呂に一緒に入るときにも、まずは弟の身体を洗ってあげていたそうです。
また、それまでは習い事が嫌だったりと渋ったり甘えたりすることもありましたが、弟のお世話を進んでするようになってからは、そういったぐずったりする行動は減ったということでした。
また、幼稚園年長さんのときに、年少さんと二人組になって身支度などのお世話をしてあげるというものがあったようなのですが、その時を指折り数えて楽しみにしていたそうです。
私本人にとっては不運だったのか、その相手の女の子は、男の子のような女の子だったようで、年長さんに喜んでお世話をさせてくれるような子ではなかったようです。
そのため、家に帰ってから消化不良でまたいつも以上に弟の世話に励んでいたと母から聞きました。
また小学6年生の時にも1年生のお世話をするのがとても楽しくて、休み時間になるたびにちょっかいを出しに遊びにいっていたこともありました。担当する時間が決まっていましたが、私はその時間だけでは物足りなくて、自分から進んで他の時間にも遊びにいっていました。
その頃から小さい子のお世話をしてあげたいという思いが強かったので、将来は幼稚園の先生になりたいと思っていました。
高校生の時に進路を決めるときは、迷わず幼児教育がある短大への進学をきめました。他の職業と悩んだことはありませんでした。
自分の性格はわがままでなかなか素直になれないけれど、子供たちと一緒にいるときには自分自身が素直になれることに気づいていたからです。
ずっと素直でいられる人間でいたいなと思ったこともあり、ありのままの自分で常にいられたらという思いもありました。そのため、幼稚園の先生になれるような保育専門の短大に通うことになりました。